「安全への誓い」~第21回 門倉テクノ株式会社 安全衛生大会レポート~
令和7年5月16日、ロイヤルチェスター前橋3階「ベルサイユ」会場には、門倉テクノ株式会社の社員をはじめ、お取引先企業様や協力会社様、総計120名が次々とご来場されました。新入社員が緊張した面持ちで、来場者の皆様を丁寧にお迎えする姿が印象的でした。今回は、そのような中で開催された「第21回 門倉テクノ株式会社安全衛生大会」の様子をお伝えいたします。



開会式と「100億円宣言」
午後2時、会場内に静けさが広がる中、営業部の西山の進行で大会が開幕。壇上に立った門倉達朗代表取締役は、背筋を伸ばし力強い声で「オール電工ホールディング株式会社として、グループ全体で売上100億円を目指す」という宣言を行いました。会場内の空気が一気に引き締まり、参加者全員が真剣な表情で聞き入ります。
この目標達成には、全てのお取引企業様、協力会社様、グループ会社、そして関わる全ての方々のご協力が必要不可欠であると強調され、その真摯な眼差しに多くの参加者が頷いていました。





来賓挨拶
続いて、東京電力パワーグリッド株式会社 埼玉・群馬建設センター 所長代理 矢野間様、同 群馬変電グループ マネージャー 飯野様、そして株式会社荏原電産 建設部 安全衛生管理課長緒方様、営業部 営業一課 首都圏営業所長 石田様よりご挨拶を頂戴いたしました。弊社に向けていただいた温かい信頼のお言葉の数々に、会場は大きな拍手に包まれました。




ヒヤリハット報告と安全計画
5名の技術者が壇上に立ち、実際に経験したヒヤリハット事例を報告。一人一人が現場で体験した貴重な教訓を、身振り手振りを交えながら真剣に語る姿に、会場全体が耳を傾けていました。特に若手技術者の率直な体験談に、ベテラン社員たちも頷きながら聞き入る様子が見られました。


続いて、取締役工事部長栁井より、2025年度の安全衛生実施計画と品質活動計画について説明があり、今後の具体的な取り組みに対して参加者全員の意識が高まっていきました。



専門技術講和
東京支店長の宮代によるコンテナ型データセンターなどの空調温度制御に関する専門講和が行われました。時折頷きや小さなメモを取る音が聞こえる静寂の中、最新技術についての説明に参加者は熱心に聞き入り、技術的な知見を深めていました。

安全表彰式と新入社員紹介
休憩後、会場内に期待感が漂う中、安全表彰の時間が始まりました。協力企業様2社、知栄電気様と有限会社東山電氣様、社員5名が表彰され、受賞者が壇上に立つたびに温かい拍手と祝福の声が響きます。特に若手社員の受賞に対しては、先輩社員たちからの大きな拍手と笑顔が印象的でした。










続いて、10名の新入社員が紹介され、フレッシュな表情で一人ずつ前に立つ姿に、会場は一気に明るい雰囲気に包まれました。緊張しながらも堂々と自己紹介する新入社員たちを、先輩社員たちは温かな眼差しで見守っていました。

「自己肯定感」の講和
続いて行われたのは、オフィス青山の青山美奈子先生による「自己肯定感をあげるポイント」に関する講和です。「人の第一印象は6秒で決まる」との言葉に始まり、返事・挨拶・笑顔の大切さが説かれ、ベテランから新入社員までが「初心に戻る」機会となりました。
実技では、椅子に座った状態から大きな声で返事をして立ち上がる練習やお辞儀の練習、ペアでの表情トレーニング(笑顔・怒った顔・普通の顔・変な顔)が行われ、会場には笑いと活気があふれました。参加者全員が真剣に取り組み、筆者自身も楽しく参加させていただきました。
「当たり前のことを当たり前にできる」ことの重要性が改めて共有され、100億円企業を目指す上で、社会人としての基本動作の徹底が不可欠であるとのメッセージが込められていると感じました。

安全唱和と閉会
大会の締めくくりは新入社員4名による安全唱和です。安全衛生スローガンである『慣れた作業こそ 再確認 気持ちを引き締め 安全作業!!』若々しく力強い声が会場に響き渡る中、参加者全員が背筋を伸ばし、安全への決意を新たにする姿が印象的でした。最初は少し緊張気味だった新入社員たちも、徐々に自信に満ちた表情になり、会場全体が一つになったような一体感が生まれました。
本多雄一専務取締役の閉会挨拶では、一日の振り返りと今後への期待が語られ、参加者全員が満足感とともに次への決意を胸に、安全衛生大会は幕を閉じました。


この安全衛生大会を通じて、門倉テクノ株式会社の安全への真摯な取り組みと、人を大切にする企業文化を肌で感じることができました。100億円企業を目指すという高い目標のもと、参加者全員が「初心に戻り、気持ちを一つにする」ことの大切さを再認識した一日となりました。
